【社内SEになりたい!】狭き門を通過するための志望動機の書き方

「多重の偽装請負で働いているから、もう10年も名刺切れてるって言わなきゃならない」「プロパーと同じことさせられるのに、年収が上がらない」「プロパーがアホすぎてうんざり」「楽して働きたいから」

という理由で、社内SEへの転職希望が増えています。

あ、正確に言うとですね、私の所に相談に来る時点で、上のような理由は伏せられていることがほとんどです。言ってよいのに・・・笑

建前の理由なんていくらでも一緒に考られるのに・・・。なんて。

社内SEだって大変なんですよ、決して楽ではありません。

何よりかなり狭き門です。

リリース失敗すると、社内を歩くのが嫌になります・・・笑

 

それでも社内SEになりたいあなたへ・・・!

そもそも社内SEとはなんぞや、社内SEの良いところ・大変なところ、書類選考を通過するための職務経歴書に記載する志望動機を作るノウハウを書いていきたいと思います。

 

社内SEのお仕事とは

 

まず、仕事の種類を理解しましょう。社内SEの仕事には次のような分類があります。

 

ヘルプデスク

 

使っているシステムの使用方法のQA対応や運用を行います。

パソコンが上がらない・・・、Office365の認証が出来ない・・・、メールが送れなくなった・・・

などなど、officeのパソコンの「困った」に対応する頼りになる存在です。

新規導入のパソコンのセットアップを担当する場合もあるようです。

最も多い問い合わせは「何もしてないのに使えなくなった」という質問らしいです。

9割は直前に何かしたはずなのに、それを隠匿して使えない事実だけを言ってくるから対応にめちゃ時間がかかるとか・・・。

 

インフラ運用

 

仮想サーバの用意や、各業務サーバやネットワークの管理・障害対応などのサーバ・ネットワーク管理の業務です。

他には

・セットアップ済のパソコンを無線LANに接続したらインターネットが使えるようになる

・プロキシでアクセスさせたくないサイトの管理をする

・海外拠点とのWAN接続を行う

などの業務も含まれます。セキュリティの脆弱性が発表された時にはリスク評価を行い、必要な対策をいち早く行うことも求められます。

 

社内システムの提案や運用

 

社内の業務を効率化するために、システムを提案したり運用を行います。

新システムの導入や改修の際には、自社で開発するパターンと、外部業者に委託するパターンがあります。

要件定義など社内に本当に必要なシステムを見極める仕事です。

 

社内サービスの開発

 

自社で提供するサービスの開発になります。

ユーザは社内やグループ企業である場合もありますし、一般コンシューマが利用するwebサービスの仕事も増えています。

 

SIer

 

開発するのはお客様のシステムですが、自社内に席があり、開発を行っているパターンも「社内SE」として募集される場合があります。

おそらくこの投稿を読んでいるみなさんが希望する働き方ではないので、紹介のみに留めます。

 

 

社内SEの大変なところ

 

社内SEっていうだけで、なんでもできると思われます。

例えばプリンタが壊れたとか・・・(リース業者のCSさん呼んでよ)

マウスが壊れたとか・・・(消耗品で買ってよ)

急にメールが使えなくなったとか・・・(LANケーブル抜けてるよ)

パソコンが起動しないとか・・・(電源ケーブル抜けてるよ)

急に社長室に呼ばれてEXCELの使い方を聞かれるとか。

そしてみんな解決を急いでいます。

新規システムを導入するときにはアツイ期待が寄せられます。

うまくいけばみんな感謝してくれますが、リリースに失敗して業務を止めてしまったりしたら、もう、廊下を歩けなくなります・・・苦笑

あとキャリアパスで大変なのは、同じ年代が10人いたとすると、課長になるのが多くて2人。部長は多くて1人。

出世できないし、同年代10人が50代になったら、明らかに誰か不要になる・・・案外生き残りが厳しい世界なんですよね。

社内システムに特化した仕事をしていると、新しいものや大きな展開に携わるのは5年に一度。

そうなると、常に最新を触っているSIerの人間に比べると、転職の選択肢はかなり狭くなります。

また、新規システムの導入や改修の際には、予算を確保するために細かく分析する必要があります。業務の効率化が見込める数字や費用対効果を分析して社内でプレゼンする必要があります。プレゼン先は役員や社長ということが珍しくありませんし、役員や社長からプレゼンの場でフルボッコにされる・・・という経験もまた楽しめる特殊で前向きなメンタルが必要です。

 

社内SEのやりがい

 

新しいシステムを提案して導入して業務が効率化すれば感謝されますし、次のシステムに向けて長期で携われる点です。

今の会社のミッション、5年後の会社のミッション、社内のミッションを的確に把握して、役立つシステムを導入する仕事なのでやりがいがあると思います。

ユーザの声が良いことも悪いこともダイレクトに届きます。これ、本当に嬉しいですよね。

ちょっとしたトラブルに素早くニコニコ対応しただけで神対応とか言われるときもありますし、自分にとっては簡単なことでも、相手にとってはすごく困っていることなら尚更喜んでもらえます。

自分の技術が役に立つって嬉しいですよね。

また、上記「大変なところ」に書いたように、役員以上へのプレゼンスキルが身に着くのは良いと思いますよ。業務改善の分析をどうやるのか、経営者がどのような視点で投資を決定するのか、ということが身に着いていくのは、大変でもありますが、プライスレス。

また、社内SEの中でも社内サービスに携わる場合ですが、自分の作ったシステム⇒売り上げになりますから、サービスがヒットして売り上げが上がるとやっぱり嬉しいですよね。

 

上記を踏まえて、職務経歴書の志望動機はどのように書くか

 

冒頭にあげたような理由は社内SEを目指す志望動機に書いたらダメですよ。私にだけコッソリ教えてください。

他のエージェントは否定するかもしれませんが、私ならこう言います。

 

(おかだ)
あるよねー

 

では真面目な話、どうやって志望動機を組み立てたらよいでしょうか。

 

重要なのはなぜ社内SEなのか、なぜその会社なのか

 

例えば、長期でシステムを見ていきたいとか、売っているサービスに強い関心があるとか。

働きやすいとかプロパーになりたいとか、気持ちは分かりますが、それはみんな思っていることなんです。

だから、「なぜ社内SEなのか」「その会社を志望する理由」は志望動機を書く上ですごく重要になります。

 

社内SEになるための志望動機、組み立てるSTEP

 

では具体的にどのように組み立てるか見ていきましょう。

 

STEP1.企業研究

企業のコーポレートサイトや求人票をくまなくチェック。

確認ポイントは

・企業の事業内容、規模

・ビジョン、経営理念

・取引先

これらを良く見ましょう。同業他社との違いが見えましたでしょうか。

違いなんて分からない、という方は正直に転職エージェントにこっそり相談しましょう。

場合によっては、過去にその企業に採用された方の志望動機の例を教えてくれるかもしれません。

 

STEP2.職種、募集業務の内容を研究

今までのご自身の経験の中で、特に活かせそうなところはどんなことでしょうか。

具体的な数字で訴求できるとなお良いです。

例:販売管理のSEを3年やってきて、提案コンペに勝ち続けてきました。

20000クライアントのActiveDirectory環境のドメイン設計をやり直し、事故なくリプレイスに成功しました

8年間ActiveDirectory環境を無停止・無事故で運用しました

お客様の生産管理システムを上流工程から提案し、課題であった〇〇の改善に成功し、人件費を20%削減することに貢献しました。

あなたの採用することで、企業にどんなメリットがあるのかということを訴求していきましょう。

STEP3.組み合わせるて社内SEを希望する理由を足す

STEP1と2を組み合わせると

「なぜその会社なのか(その企業と同業他社との違い)」×「なぜ自分が役に立てるのか(自分と他者との違い)」を訴求することが出来ます。

そこに「なぜベンダーではなくて社内SEなのか」ということを加えていきます。

企業は他の応募者と比べてあなたのどこが自社のメリットになるのかという視点と、自社に魅力を感じてイキイキとパフォーマンスを発揮してくれるのかどうかを見ています。

 

 

具体的な例文

 

では社内SEになるための志望動機は、職務経歴書にどのように記載すれば良いでしょうか。

 

例文1.

 

私は今まで、50社以上のActiveDirectoryのリプレイスの提案から作業に携わってきました。規模的には20拠点、20000クライアントまで経験しております。

御社の規模の中で、長い目でドメインの管理や運用を効率化していく業務に携わり、インフラの発展と利用者の効率化に寄与させて頂きたいと考えております。

また、ユーザにより近い立場で仕事が出来る社内SEになることにより、導入から運用後まで、きめ細やかなニーズをキャッチアップしてで仕事をしたいと考えております。

御社の理念の〇〇〇〇〇〇〇〇という部分や、事業展開のスピードの速さの中で、高いモチベーションで自らを成長させ続けて仕事が出来ると思い、志望致しました。

 

例文2.

 

私は今まで5年間の販売管理システムの開発をしておりました。使用言語はC#を主に扱っておりす。顧客均衡や5名のチームマネージメントを経験しております。

〇〇という分野に特化し、業界でNO1を目指す御社の中で、よりユーザに近い立場で使いやすいシステムをライフサイクルを意識した提案をしながら開発をしていくことで、業務に貢献させて頂きたいと考えております。

現在募集のポジションが販売管理システムの開発ということで、今までの開発経験・顧客均衡経験を活かしたユーザ対応をしつつ、ベンダー経験を活かして協力企業のマネジメントやハンドルで効率良くシステムの開発に寄与させて頂きたいと思います。

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

分からないことなどはお気軽にお問合せくださいね。

社内SEを目指してみよう!と思いましたか?

SIerから社内SEになる方も沢山います。お仕事紹介も可能です。

ぜひ一度、転職相談にお越しくださいね。

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